ピュアディスタンスフォス社長来日
2年前には娘さんが来日されたとき、そそくさとイベントに参加しましたが、今回社長もこられるということで、すぐにこのクローズドなイベントにエントリーしました。
ピュアディスタンスはオランダの香水会社です。
超超超濃い香りが特徴。(香水の種類にもよるのですが、いちばん強いので賦香率48%!なんていうのもある)
※賦香率というのは、希釈する溶剤にどのくらいの原液の香料がはいっているのかということ。オーデコロンなんて3%とか5%とかそんなもん。
どんだけ濃いのかわかりますね。
テニスをやっていてプロを目指したという社長さん。ほっそりしていてかっこいい。
田町のホテルにて。
ムエットもひとつひとつがとてもかわいい。
ソラシドレイモンの気になる香水
私、とくにピュアディスタンスのラインナップのなかでワルシャワが気に入っています。20年くらい前に約1年ほどポーランドに住んでいたというだけで、ワルシャワという香水をご贔屓にしてしまう。
WARSZAWA
ピュアディスタンスのワルシャワは甘くフルーツのようなオープニング。
ワルシャワのもつ(戦争で国家がなくなる経験をした)どくとくの悲しみを、この香りで癒やされてほしいという気持ちもはいっているらしい。
ポーランドの(緯度の高いヨーロッパの国の)デプレッション(うつ)的なところ、いってみて、冬を経験しないとわからない。ポーランドは朝は8時すぎても、薄暗くて夕方は3時になると暗くなり始める。日照時間が圧倒的に東京に比べて短い。東京のお正月なんかすごいよね。いつもピーカンだもの。私はミーハーでポーランドのなかなかあけない朝やすぐ暗くなるものこれも体験だと思っていたけど、ここに一生住むのだと思うとちょっと寂しい気持ちになるかも・・・そのかわり夏はずいぶん遅くまで明るいんだけどね。
ファミリーが一番大事
そういう国は家族をすごく大切にする。クリスマスやイースターやなんかしらのお祭りごとのときは家族は一緒にすごす。
私はこのとき一人でいっていたので、さすがに寂しいなと思った。テレビをつけてもパパ(この時代は、ポーランド人がのヨハネ・パウロ二世でした!)がテレビにやたらと出ていて、言葉もさっぱりわからず、外はうすぐらくて、社会主義が終焉を迎えたばかりで・・・という時代だったので・・・(このとき、日本から友人が訪ねて来てくれたのは本当に嬉しかった)
それと、オフィシエンチム(アウシュビッツ)はポーランドにあるんですよ。
ポーランドに住んだからには・・・と、ここを訪れたけど、気分がどーんと辛くなりました・・・。
いい経験をしたとおもっている。またチャンスがあったらぜひポーランドにいきたい。
※ピュアディスタンスのフォス社長はオランダ人です。