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ソラシドレオモンの日記

旅行、温泉、珍しいもの、いいにおいのもの、美味しいものが好きです。

楽しさの押し付け

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1年ほど前まで子供をピアノに習わせていた。

最初は、芸大卒業した人で、ちょっと かなりいっちゃってる人だった。レッスンつれていくので私も同席してみてたけど、なんていうか、なかに入り込めないすごい分厚い壁を感じた。

だいたい、正直、レッスンは楽しいと私は思えなかったし、楽しさの押し売りしてないか? とすら思った。自分が偉いんだ、すごいんだアピールの割に、時間に遅れてくるとか、レッスンそのものを忘れてるとか。

 

楽しいでしょ?楽しいよね???

 

子どもたちは別に楽しいかどうかなんてよくわからんけど、ちょっと怖いからうんっていっておく?みたいな感じで、た、楽しい・・・って言ってた。

これはいつか(というか早いうちに)切らなくてはと思っていたら、何か、子供が気に入らないことをしたらしく(子供はそんな気さらさらない)一方的にものすごくキレまくって(未だにメッセンジャー探したらあると思う)恐ろしや、言いたいことを言われまくり、私のほうから、だったらもういいですってことで、終わった。

安堵したけど、モヤモヤがものすごく残った。自分のことでいろいろ言われるのではなく、あんたの子供はまるでなってないっていわれると、親としても堪えた。4歳くらいのときかな。

 

私のピアノの先生恐怖症は深まるばかり。

 

だいたい、ピアノを3歳から始めないと、一生音感が身につかないだの、もうだめだ、だのいって親を脅かす。びびらす。はい! そしたら教えてください!! 教えてもらいにいった。金額はあちらのいい値。なのに、このキレまくっていた最中に「こんなに安くやってあげたのに」とかなんとかいってた。私安くしてくれなんて頼んでないし。それに、集団レッスンだったけど、みんな横並びの同じ値段だったじゃない。チラシにもかいてたし。何いってんだろうと思った。

 

この人、病気だなと思った。だからもう、近寄らない! くわばらくわばら、塩まいておこうと思った。

 

だけど、ピアノはひけたら楽しいだろうなというあこがれがあったので、こんどは個人レッスン怖すぎるから、有名どころに入った。

 

最初は親もお付き合いしなくてはいけないクラス。なのでなんとなく、レッスンを一緒にうけてるような感じになる。7人くらいいたかな。

飽きさせないようにいろんな仕組みがあるのだけど・・・大手だけにシステムがかっちりしていて・・・私は正直つまんなくて、早くおわらんかな・・・と思っていた。

親がこんなんだから、子供もそんなんで、たいして練習もしないし、まあ、もうピアノはいっか、って気分になった。なんだろう。ピアノの先生がもつ特有の・・・。音大卒業した、先生が持つ特有の・・・。楽しいよね!? 楽しいよね?! 音楽っていいよね!!!?? っていうあれがどうも苦手でならない。(もちろん全員ではないし、中には、のだめみたいな人もいるに違いないけど、私の数少ないピアノ指導者で知っている人は全員この押しつけ系か、すぐ切れる系だった)

基礎を教えるのは大事です。音感も大事です。だけど3歳とか4歳に教えることってなんだろう? 楽しさ、だと思う。その割に、いろいろ押し付けるし、楽しくなくなる。楽しさの履き違え? よくわからない。

男の子なんか泣いてる子もいたし、そこまでいやだというなら無理にやらなくても。。。と思うことも多々あったけど、親も意固地になってるし、ピアノやると頭が良くなるとかなんとかっていうもんで、洗脳してくる。そりゃあ習わせなくちゃ!! となる。

 

正直・・・ピアノやめて、1年たって、ホッとしてる。ピアノ弾きたくなったら自分で引くだろうしプロ目指すわけじゃないんだから、自分がひきたい曲がひけるように(へたでもいい)楽しいって思えればいいと思う。

 

最低限、ドレミのドがどこなのかとか、和音って何かとかそういうのは3年・・・習ったからもうよしとする。あとは自分でやりたければやればいい。(投げやり)

私自身は小2のとき、親を拝み倒して習いにいった。いったけど、これが私のはじめてのピアノの先生だったけど・・・超超超怖かった。

私以外の人にはにこやかに接していて、いざ、二人きりになってレッスンがはじまると鬼の形相。私は怖くてしかたなかった。

いったい何年生までこれを続けていたのか覚えていない。5年生くらいまでやったのかな。よくやったな・・・怖いのが先で、練習してても、何かひけるようになっても楽しいって思えたことが一度もなかった。だいたい私の弾きたい曲は課題にはいつもないので、自分で楽譜探して自分で練習していた。

そして次のピアノの先生は、私が17のときで、先生はおそらく22か23くらい。卒業したての先生。うたを教えてもらった。コールユーブンゲンとかソルフェージュとか。これまた面白くない。今回は先生は悪くない。すぐ飽きる私が悪いし、コールユーブンゲンが悪い。(もうモノのせいにするしかない)

 

もうだめだ。才能がない。やめよう、と思ったのでした。(え? 17まで引きずってたの!?)うら若きかわいい先生も、うわ! やばいのがきたなって思っていただろうな。生徒に。この先生はそんなに、楽しさの押しつけはしない人だったな。(押し付けたくてもやってるのがコールユーブンゲンじゃ如何ともし難い)

 

だけど。やはり。

 

ピアノには魅力がある。

 

で、最近はまってみていたのは「ピアノの森

 

 

すぐ影響うけちゃうので、ショパンを聞きまくったりして・・・

 

子供が生まれる前にギターにしよう。そうだそうだ。ギターだと思ってギターをちょっとならったけど、生まれる直前までやるつもりだったのが、途中、切迫流産で入院余儀なくされてあえなくリタイア。

ギターもいいけど、やっぱりピアノがやりたいと今は思う。