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ソラシドレオモンの日記

旅行、温泉、珍しいもの、いいにおいのもの、美味しいものが好きです。

行ってきました、ねことじいちゃん<軽いネタバレ含む>

ねことじいちゃん

 

nekojii-movie.com

その前に、ねことオレについて・・・

私、ここ20年ちょっとねこと一緒に暮らしています。もちろん1匹ではありません。(もし一匹なら化け猫だ!)

最初の1匹目。小梅。私が名前をつけました。この子は空から降ってきました。

国分寺のアパートに住んでいて、いつものように図書館までいこうと思って外歩いていたら、ミーミーと子猫の鳴き声がきこえる。いてもたってもいられない。

それで上をみたら猫が降ってきた! 本当に!!

で、キャッチしたけど、猫のことあんまりしらなくて、右往左往。

とりあえず獣医さんに連れて行くも、おそらく、体が弱く、長くいきられないだろうと。当時大学生だったので学校休んで(サボって・・・)介護しました。獣医さんが、私なんか、猫だいて学校いってたわ! なんていうけど、そりゃー獣医サンのいってた学校っていったら獣医学校だし、そういうことにも寛容かもしれないけど普通の学校は駄目っしょ。というか、この子病気じゃん。通学時間も長かったので連れて行くのは無しでアパートでみていた。

そして、1週間で死んでしまった。かわいい猫だった。ちいさい赤ちゃんだった。で、その1週間、私、歯医者予約をしていたのだけど、事情を話してキャンセルしたら、歯科医の先生が「うちにも子猫がいるのよ! もらってくれない!? ペルシャなんだから。本当にかわいいのよ。」と。で、猫ロスになってたので、まあいっかと思って猫を引き受けた。お蕎麦の箱にはいってやってきた。新宿に迎えにいって、駅で猫をみて、おや? これはペルシャではないような気がするぞ・・・。でも、目張りがぐるっとして大きい目でこっちをみてミーミー! いうので可愛いから連れて帰った。それがベーコン。本名はベルなのだけど、ベル、おいで! ベルこい! ってよんでいたら、だんだん、べーこい、べーこい・・・べーこん、と名前が変化していって、ベーコンと呼ぶようになった。(医者のカルテはベルでした)

 

小梅とベーコン。覚えておいてください。あとでびっくりするから。

 

このベーコン、ペルシャというよりアメショの体型、模様に似ていて足がみじかく、ぶーちゃん面。毛は長め。ショートヘアではない。中途半端ヘア。よく食べる。食べるのが楽しみで餌をよく要求した。

 

人懐っこくなでてもらうのがすきだけど、猫だからしつこくされるのはきらい。

布団の中にもよく入ってきた。冬はあったかくてちょうどよかった。

そのベーコンは14才までいきた。年末。夫は仕事でいなくて、当時子供もまだいなくて、私とふたりで家にいた。そしたら突然苦しみ始めて、あっというまに死んでしまった。獣医サンに電話して連れて行ったけど、もう心臓が止まっていた。おそらく心臓発作か何かだったのだと思う。猫との思い出が走馬灯のようにかけめぐる。

いたずら猫であちこちに傷があり、半年してもその猫の毛がでてきたりした。

 

ベーコンが死んでからすごく寂しかったのだけど、ペットショップで次の猫をかうという気持ちにはなれずに、そのうち、また出会いがあればまた猫を迎えるだろうくらいに思っていた。そして5ヶ月がすぎたころ。出会いは突然に。やってきた。次の猫がきたのです。みかん園で仕事をしていたら(当時放棄地ボランティアをやっていた)ミーミーきこえる。鳴き声のほう、必死で探して、朝から声は聞こえていたのだけどやっと姿を見つけて捕獲したのは夕方、もう日が沈むころ。

ベーコンにそっくりな赤ん坊猫がそこにいた。だけど変だな。親はどこにいったんだ?なんでこんな子猫が一匹、みかん園にいたんだろう???不思議だったけど、親はいない。兄弟もみあたらない。おいておいたらカラスに食われるだろうとひとまず救護して知り合いの家にいった。そのときはすでに私、この猫飼うだろうっておもってたけど。だってベーコンが、お前らまだ修行がたりないから、この猫飼え、って言ってるように聞こえたから。

 

それが今の猫。すごくいい猫です。マッサージしてくれる猫。

娘がうまれたときからいるので娘と猫はすごい仲良しです。

 
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 それで。

 

ねことじいちゃんに話はもどるのだけど、JAF MATEの2・3月号の表紙がねことじいちゃんの主人公たまくんの写真。このたまくんは、本名がべーこんといいますと、記事ののっていた。

 

ベーコン!!!

 

ちょっと変わった名前でいままで猫のベーコンにいちどもあったことないから、すごくシンパシー感じた。それをみて、翌日映画予約していたわけです。そして今日、そそくさと家族で映画を見に行きました。

 

映画そのものは、たんたんとしていて、老人だらけの島での生活がかかれていた。映画にでてくる猫たちは妙に毛艶がよくころころとよく太っていたので、違和感がありましたが。

 

さすがに猫写真家のかたがとっているので猫目線が上手。そして、ベーコン。アメショなんだけど、うちの先代のべーこんとそっくりで(体型、しっぽを上げてあるく様子、ぐるぐるいうときの音の大きさ、人の寝ているところの上にのってきて一緒にねる、ご飯が大好きで目を離すとさしみをとられる、上にのぼってそこにあるものを手で落とすなどなど)すごく驚いた。先代ベーコンが特別いたずらっこだったということではなく、この種類の猫の特徴なのかしらん? と思うくらい似ていた。

 

映画のなかでベーコンが大好きな猫、みーちゃんという子がでてくるのだけど。このみーちゃんの本名が。なんと

小梅!!!

こんなことってあるのかしら。小梅にベーコン。

本当に映画の内容なんか正直どうでもよくなっちゃう! 

小梅にベーコン!

ということで、大変驚いたのでした。

(ちなみに今の猫はみかんです)

 

たま と みけ くらいだったら、まーこんなこともあるものか、と思うけど、小梅とベーコンじゃああんまり確率的におこらないかなと思うのでこれは本当にびっくりでした。 

こんどは、猫と私という映画をやるかもしれません。

その猫の本名はみかん、ですよ。きっとね!!!